トトロ死神説について

トトロ都市伝説のなかで最も多くの人が驚くのがトトロ死神説というものです。これは、トトロは冥界への使者であり、死んでいる人間、あるいは死が近い人間にしか見えないというものです。

宮崎駿さん曰く「トトロとは所沢のお化け」と言っていますが、劇場公開された頃の「となりのトトロ」の映画宣伝用ポスターに描かれているトトロは、不気味で怪しげな雰囲気を持たせた描写になっています。その後、子供たちからトトロというキャラクターの人気が上がるにつれて、可愛らしいトトロというイメージへと展開していったと思います。そして、今ではスタジオジブリのイメージキャラクターとしてトトロが使われるようになっています。その可愛らしいイメージのトトロが死神だったなんて!その驚きが一人歩きしてしまっているようです。

確かに死神と言えば死神なのかもしれませんが、日本には古くから八百の神がいると信じられており、となりのトトロが描かれた昭和初期には森林信仰も根強く残っていた時代です。つまり、トトロを死神と考えるより、八百の神のうちのひとりであると考えた方が納得ができるのです。
死神と言えば恐ろしいイメージばかりが先行してしまいますが、そもそも信仰のなかでは死神も神からの使いとされているからです。

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